この記事は2月を含め作中の受験生たちの受験結果を載せています。
これから作品を読む方は見ない方は良いです。 ご注意ください。

漫画「二月の勝者」の生徒たちの受験結果(女子編)です(男子編はこちら)。
各生徒の特長及び受験見込み校をまとめた記事はこちらで書いているのですが、ネタバレを防ぐためそちらは作中の1月末時点までの情報で記載で止めています。
この記事はその後の受験結果も書いておりますので、ご注意ください。
なお、各志望校の(名称の)モデルとなった学校はこちらの記事をご参照下さい

※囲み内の文字は、太字は確定、細字は推定です。


◆前田花恋(Ωクラス)
「“桜花の女王”は”努力の女王”」
15集巻末の次集予告の言葉をみるとどうしてもこみあげてくるものがある。
実際、挫折をも「転んでも立ち上がる力」という形で武器にして見事に第1志望合格。
…という形で美しく終わると思ったら、星取りで受験を継続し紆余曲折はあったが豊島園もゲット。
まあそれも中学受験の一つの形か。

1/14 : 宵の星女子① 
1/22 : 新宿学園海浜 ×
2/1AM : 桜蔭 

2/2AM : 吉祥寺女子② 
2/3AM : 豊島園
 ×
2/4AM : 豊島園 


◆直江樹里(Ωクラス)
吉祥寺校・Ω女子のおおらかな雰囲気を作った功労者とは佐倉講師の評。
最ものびやかで純粋に受験に向きあっていたが、最愛の第1志望校には届かなかった。
しかし、ひとしきり泣いた後の立ち直りが早いのも彼女の強み。
2/2AMの吉祥寺女子は順当に合格した。
その後の「二月の奇跡」については…
まあめでたいとは思いますが作劇上は蛇足な気がしなくもなく。

1/14 : 宵の星女子① 
2/1AM :女子学院 ×→◎
2/1PM :馬武立(算)
  
2/2AM :吉祥寺女子② 


◆本多華鈴(Ωクラス)
あまりの安定感にほとんど出番がなかったが、終盤Ω女子4人組のひとりとして急にクローズアップされた。
波乱なく受験を終える優秀な生徒の典型例で、桜花吉祥寺校の御三家合格第一号となった。

1/13 : 埼玉淑女① 
1/14 : 宵の星女子①  
1/20 : 舞浜① 
2/1AM :雙葉 
2/1PM :帝都女学院②  
(記載はないが全勝とのことなので)
2/2AM :黒薔薇 


◆柴田まるみ(Ωクラス)
どんなに入学したい学校があっても、どんなに頑張っても、どんなに途中過程で困難を乗り越えても、最終的に不合格になる可能性があるという現実。
2/1JG、2/2吉祥寺女子の連敗で母親はほぼ折れていたが、彼女は自分で再び立ち上がることを選び、2月3日午後に湧泉合格(彼女の実力なら特に驚くほどのことではない)。
そして新生活の準備(ご褒美のスマホ購入!)をしている夜に、母親の携帯に運命の電話がかかってきた。
ただ親目線で見ると、泣きながら自らの意思で教室に向かった時点でJG合格以上の成果を得ているようにも感じられる。
「二月の奇跡」は上に同じ。

1/14 : 宵の星① 
1/? : 市川台女子
2/1AM :女子学院 ×→◎ 
2/2AM :吉祥寺女子②
 ×→○
2/2PM :中夫中野 ○
2/3PM : 湧泉
 ○


◆大友真千音(Aクラス)
割とモブが多いAクラス女子の中でひときわ存在感が大きい真千音(まちね)。
2月1日午前は残念だったが、気の強さを買われ講師陣からは「なぜか大丈夫」と思われている。
結果、2月1日午後の合格をゲットした上で、さらに連戦を続けた。
…などと言っていたら2月2日夜に怪我をして6針縫うことに。元気すぎる…
最終的に2月3日で2月1日のリベンジを果たし進学校決定。

1/11 : 北海道聖女 ○
1/13 : 長野誠実 ○

2/1AM : 城山学園中 ×
2/1PM : 明知学院①  ○
2/3AM : 城山学園中 ◎
2/5 : 法陽大附属 ×


◆丹羽由美里(Aクラス)
初セリフが1月に入ってからだったため性格的なところはイマイチ不明。
言動からプレッシャーに強そうな感じは受ける。
1月が順調だったので、2月1日は乾坤一擲、第1希望のダブル入試で両方合格の快挙。
これにて受験終了。

1/8 : 青森黒薔薇 
1/11 : 北海道聖女 ○

2/1AM : 帝都女学館①  ◎
2/1PM : 帝都女学院②  ○



◆根津沙羅々(Aクラス)
12月まで全くエピソードがなかったが、なぜか1月から結果はきっちり公表されていた。
成績はそこそこ優秀だったようだが1月で埼玉淑女を落としたほか、2/2午前の中夫も落としており、本番の試験では苦戦が続いた。
2/2午後、2回目の受験でようやく第2志望の帝都女学館(女学院?)を合格した。
なお、2/1午前の受験結果は明示されていないが、2/2時点でまだ合格を取れていないという表現があるので×と推測。

1/11 : 北海道聖女 ○
1/13 : 埼玉淑女 ×

2/1AM : 修学院女子① ×
2/1PM : 帝都女学院② ×
2/2AM : 中夫 ×

2/2PM : 帝都女学院③ ◎
2/3AM : 中夫 ×


◆北条香梨奈(Aクラス)
特にエピソードはないが、なぜか「新しい学校好き」というワードが頻出するなぞの受験生。
1月受験をしなかったのも「新しい学校好きだから、かしらね…?」で済まされている。
有栖川大石山(のモデル校)は連載開始後に現在の校名になった。
2/3で受験終了し、ブライトンと開墾中央のどちらを選ぶか検討していたが、補欠合格していた四畑国際からも繰上げの連絡が来た。
進学校は不明。

2/1AM : 四畑国際① △(補欠)⇒○
2/1PM : 有栖川大石山② ×
2/2AM : ブライトン②前 
2/2PM : 四畑国際③/有栖川大石山③ ?
2/3AM : 開墾中央 ○


◆真田歩夢(Aクラス)
個別エピソードが全くないので詳細不明。
受験校についても、第一志望は昌川女子だったはずだがいつの間にか中立中に。
しかも中立中には2月1日に合格したのに、翌日は更に上を目指して受験を継続。
香梅中は残念だが中夫中は合格。
2/3時点での継続中に名前が出ていないのでこれで終了と思われる。
改めて見てみると、序盤を手堅く進めて徐々に上を目指すなかなかよい受験プランだったのでは?

1/11 : 北海道聖女 ○
2/1AM : 中立中 ○
2/1PM : 十字路② ○
2/2AM : 中夫中 ×
2/2PM : 香梅 ×
2/3AM : 中夫中 ◎?


◆今川理衣沙(Rクラス)
Rクラスながら女子では主役級に扱われておりエピソードは多いが、いくら何でもRクラスから吉祥寺女子は厳しかった。
着地点として1月時点でカサブランカが作者から暗示されていたが、母親がなかなか納得せず、最終的には本人の意思で4日の受験を決めた。
本人の意思で受験を決めたのは美談のようにも見えるが、娘が震えながら母親にカサブランカ受験を懇願する事態に至らしめた母親の罪は重いと思う。

1/6 : 小学大九州 
2/1AM :吉祥寺女子① ×
2/1PM :光花女子 ×
2/2AM :吉祥寺女子② ×
2/3AM : 光花女子 ×
2/4AM :聖カサブランカ ◎


◆浅井紫(Rクラス)
終盤でRクラスとなったが実力的にはAクラスとそん色なく、2月1日午後は結局、当初の第1希望の湧泉挑戦となった。
2月1日午前でカトレア女子、2月3日午前で中夫中野を押さえたうえで、湧泉を挑戦するプラン。
結局、進学校は中夫中野となった。
第1志望校が受験日の設定が多い学校だと受験プランが立てやすい典型例。
定員を細切れにし過ぎる一部の学校はどうかと思うけど。

1/11 : 中夫埼玉  
2/1AM :カトレア女子① 
2/1PM :湧泉① ×

2/2AM :湧泉② ×
2/3AM :中夫中野 ◎
2/3PM :湧泉 ×


◆大内礼央(Rクラス)
終盤、学習の主軸を個別指導塾ノビールに移したが、2月以降、桜花との信頼関係も取り戻した(母親が大人の対応。偉い!)
とかくトラブルの多い1年間だったが、最終盤で環境が整い、何とか2月3日で合格をゲットした。
最後はもうひとつ上を目指してチャレンジしたがこれは残念。

1/8: 青森黒薔薇 
2/1AM : カトレア女子 
2/3AM : 芍薬女子 
2/4AM : 成明 ×

 
◆山本佳苗(Rクラス)
佐倉講師と二人三脚で歩んだ学習と学校選び。
万全の状態で臨んだ2月のはずだったが、思わぬ挫折から始まってメンタルが危険水域に。
しかし、講師陣のリカバーと安全策を取った午後カトレアの合格で自信を取り戻した。
2月1日午後に第1志望の鈴蘭女子を回避した選択は吉と出たようだ。
結局2日にもつれ込んだが第1志望校の鈴蘭女子に合格。
おめでとう!

1/6 : 小学大九州 
2/1AM :鈴蘭女子① ×
2/1PM :カトレア女子 ○
2/2AM :鈴蘭女子③  ◎


◆明智珠須(Rクラス)
名前の読みは「すず」らしい。
出番がほとんどなくビジュアルも中性的で男性か女性か見分けがつかなかったが女子のようだ。
2月1日は日照大第二。
彼女の成績からするとチャレンジ気味だが、2月3日に合格。
当初は2月1日で終了し現在通っている附属小からそのまま中学に上がることも検討していたようだが無事進学校ができたようだ。

1/6 : 小学大九州 
2/1AM : 日照第第二 ×
2/3AM : 日照第第二 


男子編はこちらです。